《岬町 回遊するスキップフロア》
ほぼ真北に大阪湾の海を一望する敷地に建つ小住宅です。
ソファ・椅子によらず坐式のライフスタイルをされることから、この住まいの成り立ちを生活の様々の場の床の高さの違いで考えてみました。
ある場所の高さが、時には床であったり、腰掛けとなったり、カウンターとなったり・・・。
それらの様々の高さの床がウッドデッキの中庭の周りを巡りながら上方へと導き、大阪湾を一望する半屋内化した板敷きの 海を望む間 へとつながっていきます。
この 海を望む間 に接して4畳半の離れを設け、コンパクトな住まいの中に様々な住まいの体験と距離感を生み出しています。